播州産地

意欲的な若手の台頭、それに応える西脇市

西脇市は、兵庫県の中央やや東に位置する市です。加古川、杉原川、野間川の3つの河川を持ち、水資源に恵まれた土地。主に綿のシャツ地などを生産しています。

西脇市では、10歳代後半〜20歳代の若者が都市部へ大量流出するという問題を抱えていました。そのため生み出されたのが「西脇ファッション都市構想」です。このプロジェクトのきっかけは西脇市で既に活躍していた若手の存在がありました。また西脇市長である片山象三さんは元々繊維企業で活躍されていたこともあり、「播州織の維持と創造、そして西脇のブランド化へ」​​を掲げ、このプロジェクトを策定しました​​。 また若手が集い、商品等の試作や講義ができるコワーキングスペース「consent」もオープン。

現在も「西脇ファッション都市構想」は継続されており、現在は24名の若手が増え、他県からの移住者も多くなっています。 全国の繊維産地の中でもここまで若手が伸び伸びと産地に対して行動を起こしている産地はありません。その姿は生き生きとしていて、産地の継承が今まさに行われていると感じます。



総合サイト
公益財団法人 北播磨地場産業開発機構
https://kitaharima-jibasan.org/
西脇ファッション都市構想
https://nishiwaki-fashion.com/
西脇市 播州織
https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kankotokusan/jibasangyo/bansyuori/index.html


取り組み
365cotton
https://www.instagram.com/365cotton/?hl=ja
コワーキングスペース consent
https://www.facebook.com/concent.nishiwaki